【話題】米国、「EVをうるさくする法律」の施行が延期

米国運輸省道路交通安全局(NHTSA) が11月末に施行予定だった、静かすぎる車の騒音を増大する法律の施行が2016年3月まで延期となりました。静かすぎる車とは、ハイブリッドカー(HV)や EV のことで、低速走行時にエンジン音が聞こえないことから、特に視覚障害者などが接近に気づくのが遅れて事故になるケースが増加しています。HV が普及し始めた当初から問題になり始めたこの問題に対し、NHTSA は2011年から法制化の検討を開始、2013年に法案を提示して準備を進めてきました。かつては問題視されていた自動車の騒音ですが、現在の自動車はたとえガソリンエンジンを搭載する車でも騒音が問題になることはほとんどありません。それでもやはり、低速走行中ではエンジン音が聞こえるものです。

米国で「EVをうるさくする法律」の施行が延期。各メーカーの対応に追加調整が必要との判断で(Engadget)

 

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