【話題】台湾のサンダーパワー社、航続距離650km超! の新型EVセダンを発表

今年のフランクフルト・モーターショーでデビューしたクルマを見ると、これから数年後の高級電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHV)の市場は激戦になることが予感される。中でもポルシェ「ミッションE」あたりはテスラ「モデルS」のライバルになりそうだが、同じくフランクフルトでサンダーパワー社が発表した風変わりなEV「サンダーパワー セダン」に関しては、テスラCEOのイーロン・マスク氏は恐らくまだ心配する必要はないだろう。台湾の電動工具メーカーである同社は、この一風変わったEVを2017年にヨーロッパで発売する予定だという。サンダーパワーはこのセダンのパフォーマンスについて豪語しているが、第三者によって数値が立証されるまでは話半分に聞いておいた方が良いだろう。この後輪駆動の高級EVセダンには、最高出力230kW(308hp相当)と320kW(429hp相当)の2タイプがあり、後者の場合0-100km/h加速は5秒以下、最高速度は250km/hに達するという。さらにフル充電時の最大航続距離は、650km超という驚異的な数字が謳われている。プレスリリース(英語)によると、これはフロアに搭載された「独自の高エネルギー密度リチウムイオンセル技術」に基づく125kWhのバッテリーのおかげだという。

フランクフルトモーターショー2015】航続距離650km超! 台湾のサンダーパワー社が個性的な新型EVセダンを発表(auto blog)

 

Tagged on: