【話題】福井・勝山、電車ブレーキで蓄電 EV車を動かす

電車と電気自動車(EV)の利用促進に向けて福井県は19日、同県勝山市のえちぜん鉄道勝山駅でカーシェアリングの実証実験を始めた。電車のブレーキによって発生する電力を使い、EVを動かすという環境に優しい取り組みの実用化を目指す。本年度の県の鉄道エネルギー有効活用調査事業の一環。電車がブレーキをかけた際に発生する「回生電力」を蓄電してEVに充電し、そのEVで観光地を巡ってもらう仕組み。県交通まちづくり課によると、全国で初めての試みという。実証実験では、えち鉄勝山駅にEV1台を配置し、有料で貸し出す。えち鉄で同駅に到着した観光客らが、県立恐竜博物館や白山平泉寺などの観光地へ向かう足として、どの程度の需要があるのかを調べる。併せて10月から回生電力量を測定し、蓄電池の容量などを検討する。

電車ブレーキで蓄電、EV車動かす 福井・勝山で全国初の実証実験(福井新聞)

 

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