中国・深センで行われたEVS25のンポジウムでは「今後10年以内にEVの時代がくる」といった発言も多く聞かれた。が、広州日報と新浪汽車が合同でオンライン・アンケート調査を行ったところ、約6割の回答者が「現在のEVブームは完全に虚構で、人類のEV技術はまだそれほど成熟していない」と回答するなど、消費者が中国のEVの発展について冷静に捉えていることが分かった。また、「EV1台の購入につき国から6万元の補助金が出る場合、EVとガソリン車のどちらを購入するか?」という質問に対して、「EV」と答えた人は22.8%にすぎず、46.8%が「ガソリン車」と回答した。EVを選択しない理由としては、「航続距離が短すぎる(41.8%)」、「充電が不便(30.4%)」が多かった。
【海外・市場】中国消費者の多くが「EVブームは虚構」
- 【市場】ホンダ社長、「電気自動車は意気込みあるが市場は未知数」
- 【提言・施策】志賀自工会会長、環境自動車税はとうてい認められない