【話題】タイの国家改革評議会のメンバーら、FOMM「コンセプトOne」に試乗

タイの国家改革評議会のメンバーらが29日、川崎市幸区の電気自動車開発会社「FOMMフォム」(鶴巻日出夫社長)を訪れ、同社がタイでの製造、販売を目指す超小型電気自動車「FOMMコンセプトOne」に試乗した。国家改革評議会は昨年7月に公布された暫定憲法に基づく組織で、今後、法律や行政、教育、エネルギー政策など11分野の改革案を提言する。この日は、同評議会メンバーのアロンコーン・ポンラブット氏とタイの経済関係者ら約10人が来社。鶴巻社長から、エネルギー効率の良いインホイールモーターや脱着可能なカセット式バッテリーを搭載した「コンセプトOne」の説明を受けた後、実際にハンドルを握って運転した。大人4人を乗せた小さな車体が音もなく動き出すと、「クワイエット(静かだ)」という声が漏れた。「コンセプトOne」は水に浮き、水害時に冠水した場所から脱出することができる。事前説明で川の中を移動している動画がスクリーンに映し出されると、どよめきが起き、スマートフォンで写真を撮る姿も見られた。

電気自動車試乗 タイ国家改革評議会メンバーら(読売オンライン)

 

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