Tesla(テスラ)に新たなライバルが現れた。BMWでもなければ、GMでもない。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の学生チームが製作したEV「Sunswift eVe」が、長距離平均速度の最速世界記録(国際自動車連盟に公認申請中)を達成したのだ。現地時間7月23日に行われた今回の挑戦では、一度のバッテリー充電で500km以上の距離を走り、平均速度は時速100kmを上回った。つまり、時速72kmというこれまでの記録を簡単に打ち破り、しかも現時点でのEV界の王者、Tesla「Model S」のフル充電での航続距離を超えて走り続けたことになる(Model Sの最高航続距離は、160マイル〈約257km〉、230マイル〈約370km〉、300マイル〈約483km〉の3種類がある)。
電気自動車の「世界記録」を達成したのは、豪学生チーム(WIRED)
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