輸入車の電気自動車(EV)のレスキュー講習が二十五日、県内で初めて小松市消防本部で開かれ、小松、能美、加賀市の消防署員らがEVの構造や救助時の注意点を学んだ。(浜崎陽介)石川BMW(野々市市)の社員三人が、高電圧バッテリーがあるため感電事故の危険性があること、電流の流れる場所、車体のカーボン素材といったEVの特徴を説明した。参加者は、国内で四月に販売が始まったBMWの新型EV「i3(アイスリー)」二台と、ハイブリッド車一台を実際に見て触れ、高電圧の回路を遮断するプラグの位置などを確認していた。加賀市消防署の安井宏徳主(40)は「今後はEVやハイブリッド車が増えていくと思うが、二次災害に気をつけて事故対応に備えたい」と話していた。
石川県 電気自動車の事故に備え 救急対応講習(日テレニュース24)
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