日産自動車九州(福岡県苅田町)など九州に拠点を置く自動車メーカーのトップらが25日、北九州市で開かれたフォーラムに出席し、自動車産業が集積する九州の強みを生かし、燃料電池自動車(FCV)など次世代自動車の技術推進に共同して取り組むことで合意した。自動車産業の産官学組織「北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議」がフォーラムを開いた。日産自動車九州の柴崎康男社長、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の二橋岩雄社長、ダイハツ九州(大分県中津市)の水谷誠社長らが出席した。フォーラムでは、燃料電池に使う水素を貯めておくステーション用大型貯蔵タンクの実験を、福岡県などが昨年4月に始めた事例などを紹介。メーカーを含めた産官学が共同して、燃料電池車の実用化を進めることを確認した。
燃料電池など次世代技術推進 九州の自動車トップ合意(msn産経ニュース)
【新技術】燃料電池など次世代技術推進で九州の自動車トップが合意
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