【提言・スマートグリッド】福武氏と安藤氏、EVと未来の町 モーターショーシンポで議論

インテックス大阪(大阪市住之江区)で開かれている大阪モーターショーでは21日、車を活用した未来の町づくりなどをテーマに、建築家の安藤忠雄さんとベネッセホールディングス会長の福武總一郎さんの対談やシンポジウムが開かれた。電気自動車普及協議会の会長を務める福武さんは対談で、瀬戸内海の香川県・豊島(てしま)で超小型電気自動車(EV)を観光客らに貸していると紹介した。「EVは環境にやさしいだけではない。災害時は非常用電源にもなり、安心だ」と強調した。安藤さんも先日、米国で友人のEVに初めて乗ったエピソードを紹介し、「EV普及には社会全体のシステムづくりが必要。コンビニなど、充電できる場所が増えればいい」などと応えていた。

EVと未来の町 モーターショーシンポで議論(読売新聞)