【企業・スマートグリッド】積水ハウスなど3社、近未来エネルギーは「水素」

近未来のエネルギーのキーワードになるのが、「水素」だ。積水ハウス、ホンダ、東芝の3社は、燃料電池電気自動車の活用により、エネルギーを効率的に使う「スマートハウス」での技術提携を検討する。積水ハウスは、太陽光発電などを利用して住宅で水素を作り、自動車や住宅内につなぎ、電気エネルギーとして使用する技術開発を進める。ホンダは、開発中の水素エネルギーを使った燃料電池電気自動車、東芝は、太陽光発電など再生可能エネルギーの技術とITを活用して、住宅内のエネルギー利用を無駄なくコントロールする技術を提供する。3社は、将来の水素の普及を視野に入れて、「乗り物(自動車)」「住宅」「IT」を連携させて、無駄のないエネルギー利用を行なうスマートハウスを展示。熱、電気の効率的な生産・供給を行なう家庭用コージェネレーションや燃料電池電気自動車が普及した近未来の快適な暮らしを提案している。

近未来エネルギー、「水素」がキーワード・前編(Net IB News)