米国で22日、新型EV『モデルS』の納車を開始したテスラモーターズ。同社のトップが、今後のEVの普及見込みに関して、興味深い発言を行った。これは22日、米国カリフォルニア州フリーモントで行われたモデルSの納車セレモニーでの出来事。テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは、「20年後には新車の半数以上がEVになるだろう」と語ったのだ。一方、『リーフ』を発売してEV分野のリーディングカンパニーを目指す日産自動車。同社のカルロス・ゴーンCEOは、「2020年にはEVの市場シェアが10%へ拡大する」との見方を示している。イーロン・マスクCEOの今回の発言は、EVがガソリンエンジンなどの内燃機関車の市場シェアを上回るのが、2032年ごろという予想を示したもの。両CEOの予想を反映させれば、EVは2020年以降の10年間に、急速に普及率を伸ばすことになる。
【提言】テスラCEO、「20年後には新車の半数以上がEVになる」
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