【提言】電力需給ひっ迫は電力のスマート化へのチャンスでもある

政府は、すでに定期点検が終わり、ストレステストの第一次評価もパスした関西電力大飯原発3、4号機の再稼動を目指したが、5月5日には間に合わず、40数年ぶりに「原発電力のない日本」になることが確実となった。これまで総発電量の5割以上(2009年実績で53%)を原発に頼ってきた関西電力では、夏に供給力が最大で16.3%不足すると言われており、他の地域でも需給がひっ迫する可能性がある。企業も家庭も自衛策が必要だ。自衛策のキーワードは「スマートハウス」。スマートハウスとは、電力を中心としたエネルギーをスマートに(賢く)使うようにデザインされた住宅である。その実現のためには、主として、創エネ、省エネ、蓄エネの3つの機能が必要である。

原発なしでも「スマート」で乗り切るカギを握る太陽光発電と蓄電システム(日経ビジネス)

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