【企業・海外】米中共同開発EV、エントリーレベル価格で2014年に

米電気自動車(EV)メーカー、コーダ・オートモーティブは24日、中国の自動車メーカー、長城汽車との間で、北米、中国、欧州市場向けエントリーレベルのEVを共同で開発、生産、販売する契約を結んだ。EVは2014年半ばまでに米国市場に投入。既存の長城汽車の車体をベースに開発する。コーダは発表文で、開発するEVは「エントリーレベルの内燃機関車両と比べ、最も買い求めやすい価格に設定する方針」としている。同社のフィル・マータフ最高経営責任者(CEO)は声明で、両社のパートナーシップにより、EVの開発・販売が「非常に効率的かつコスト効果も高い手段」で可能になる、との認識を示した。共同開発したEVはまず、長城汽車の中国・保定工場で組み立てる。米市場向けEVの最終的な組み立て工場は、コーダの米工場に設けられる予定。コーダにとって2車種目のEVとなる。

米EVメーカーのコーダ、中国の長城汽車と共同開発などで提携(ロイター)

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