現在バッテリーの主流であるリチウムイオン電池には発火しやすい欠点がある。送電網など大規模な貯蔵設備での利用を見越して、より安全性の高いバッテリーを開発・製造する企業が増えている。 電池(バッテリー)内部の液体について深く…
【企業・電池】EVの未来を変える夢の「全固体電池」…トヨタが放った「重要なメッセージ」
BEVと呼ばれるバッテリー式電気自動車(EV)で目下、航続距離が最も長いのは、米新興メーカーのルシードのセダン、ルシード・エアだ。米環境保護局(EPA)によれば1回の充電で最長約830キロ。しかし6月13日、トヨタ自動車…
【話題・電池・海外】米亜鉛電池メーカーが4億ドル調達、送電網向け蓄電池量産へ
亜鉛ベースの蓄電池を開発・製造する企業が、米国エネルギー省から4億ドルの融資を受けることが決定した。再生可能エネルギーの拡大で高まる送電網向け蓄電池のニーズを満たせるか、注目される。 送電網向けにリチウム電池の代替品を提…
【話題・電池】茨城町 EV向けバッテリー工場完成 今後国内最大級目指す
茨城県茨城町で、中国の企業と日産自動車が出資する電池メーカーがEV=電気自動車向けのバッテリー工場を完成させました。 会社では今後、さらに2棟の工場を敷地内に整備する計画で、完成すればEV向けのバッテリー工場としては、国…
【話題・電池・海外】中国CATL、電動航空機製造へ 次世代バッテリー開発で陸・海・空制覇目指す
中国車載電池大手「寧徳時代新能源科技(CATL)」が電動航空機の製造に乗り出した。同社は2022年に「寧徳時代電船科技(CAEV)」を設立して電動船舶分野にも参入している。 企業データベース愛企査の情報によると、今年7月…
【電池・海外】安価なLFPで4C充電できるCATLの新型「神行」バッテリーがすごい!
2023年8月16日、日本ではガソリンの値上げや補助金についてTVで報道されている頃、中国では世界最大のEVバッテリーメーカーCATLがEVユーザーの期待に応える「神行超充電地」を発表しました。早速動画配信された内容につ…
【話題・電池】トヨタが開発する「全固体電池」は電気自動車メーカーの勢力図を変えるのか
トヨタ自動車が、次世代電池の本命とされる「全固体電池」について、早ければ2027年にEV(電気自動車)での実用化を目指す方針を発表した。投入する全固体電池を搭載したEVは10分以下の充電で約1200キロメートルを走行。ト…
【話題・電池】需要急増のバッテリー、原材料で今何が起きているか?
気候変動問題の今後を見通すうえで、電池(バッテリー)の果たす役割は極めて大きい。リチウムイオン電池の需要が急増する中、原材料の不足が問題となっており、新たなイノベーションが必要となるだろう。 気候変動に対処する上で何より…
【新技術・電池】リチウムイオン電池類焼抑制 凸版印刷、消火フィルム「FSfilm」開発
凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は7月13日、リチウムイオン二次電池用に改良した消火フィルム「FSfilm」(Fire Propagation Suppressing Film)を開発したと発表。同製品は、米国の第三者…
【話題・電池】「ほぼ使い捨てっていう形になっている」“リサイクル難しい”電気自動車バッテリー「ほぼそのまま …
特集はシリーズSDGs「つなごう未来へ」。まずはこちらをご覧ください。これは全国で登録されているハイブリッドカーと電気自動車の台数を表したグラフです。2012年から2022年までの10年間でハイブリッドカーはおよそ5倍に…