電池

【提言・電池】「電池を制するメーカー」が巨大EV市場を制する

世界最大の中国市場に対し、日系メーカーによる電気自動車(EV)投入の動きも本格化してきた。まず、日産自動車は新型「リーフ」を2018年以降に中国に投入し、さらに新しい電気自動車を複数車種そろえる計画だ。日産自動車は、ルノ…

【新技術・電池】東北大と日立が「燃えにくい」リチウムイオン電池を開発

自動車業界のガソリン車から電気自動車へのシフトが着々と進んでいる。電気自動車の課題の1つが、走行距離だ。現時点で電気自動車への搭載で主流となっているリチウムイオン電池は発火の危険性が高く、発火を防ぐために補強材や冷却機構…

【新技術・電池】「土にかえる」電池をNTTが開発、生物・肥料由来の材料で実現

日本電信電話(NTT)は2018年2月19日、土壌や生物へ悪影響を与えないレアメタルフリーの新しい電池を開発し、動作を確認したと発表した。名称は「土に還る電池(ツチニカエルでんち)」。電池部材は肥料成分や生物由来材料から…

【新技術・電池】物質・材料研究機構、容量2倍のリチウムイオン電池を実現 新しい負極材料を開発

物質・材料研究機構(NIMS)は2018年1月、酸化マンガンナノシートとグラフェンを分子レベルで交互に重ねた材料を合成し、リチウムおよびナトリウムイオン二次電池の負極材料として使うことで、従来の2倍以上高い充放電容量と、…

【話題・電池】中国が猛スピードで狙うEV覇権-陰で支える最強の無名電池メーカー

自動車業界の次世代を担う世界的企業が、茶畑の広がる中国南東部の小さな都市で生まれている。電気自動車(EV)向け電池を生産するこのほぼ無名の企業は、13億ドル(約1400億円)を投じて工場を新設する計画だ。完成すれば米テス…

【新技術・電池】中電とトヨタ、EVの使用済みバッテリーで再エネ導入を支援

中部電力とトヨタ自動車は、電動車の駆動用電池をリユースした大容量蓄電池システムの構築と、使用済み電池のリサイクルについて実証を開始することとし、このほど、基本合意書を締結したと発表した。今回の基本合意は、トヨタの電動車か…

【提言・電池】EVの走行距離を2倍にする夢の電池とは

情報機器から電気自動車まで、幅広い分野で用いられるリチウムイオン2次電池。それを遥かに凌ぐ性能を持った次世代電池、リチウム空気電池が開発中だという。サムスンなどが研究中の同電池は、負極側の金属リチウムと正極側の酸素を化学…

【企業・電池】豊田自動織機のフォークリフト用電池、自動車でチャンス

―トヨタ自動車が電気自動車(EV)を企画・開発する社内ベンチャー組織「EV事業企画室」に参画しています。「EVには短いタームで変わっていくのではなく、インフラや資源の確保、コストなどの問題がお客さまやマーケットに受け入れ…

【新技術・電池】長岡技術科学大学など、EV期待の「全固体電池」試作

世界的にEV=電気自動車へのシフトが加速する中、リチウムイオン電池に替わる次世代の電池として期待される「全固体電池」の試作品の開発に、長岡技術科学大学などの研究グループが成功したと発表し、EVの性能アップにつながるか注目…