トヨタ自動車は、充電時間が短くて航続距離を伸ばせる電気自動車(EV)用の次世代電池である全固体電池を搭載したEVを、全世界で数年以内に投入する。同社幹部が11日、インドで開催された投資サミットで明らかにした。 全固体電池…
【新技術・電池】トヨタが電池の資源循環、2025年に3Rの仕組み構築へ
トヨタ自動車は2023年11月、車載電池の資源循環に関する取り組みを発表した。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)といった電動車の普及が進み、自動車業界では車載電池の資源循環が課題となっている。同社が実行計画とし…
【企業・電池】トヨタの次世代バッテリーは3種類以上、2026年以降の実用化に向けて開発中
トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は12月4日、EV用の次世代バッテリーを、2026年以降の実用化に向けて開発していると発表した。 トヨタの次世代技術は、自動車の開発、製造、利用のあり方を変えるもの、と自負する。すべ…
【話題・電池】全固体電池が変えるEV 安全で長持ち、軽量化も
電気自動車(EV)に出遅れた日本メーカーの巻き返しのカギとされる「全固体電池」。既存のリチウムイオン電池に比べ、充電時間は短いのに走行距離が伸びるのが特長だ。「固体」は機能や安全性にどんなちがいをもたらすのか。期待の新技…
【新技術・電池】コバルトフリーの新型リチウムイオン電池、東芝が開発に成功
東芝がコバルトフリーな5V級高電位正極材料を用いた新たなリチウムイオン二次電池を開発したと発表した。これまで高電位正極の課題だった、副反応として生じるガスを大幅に抑制できる技術によって実現したという。 東芝は2023年1…
【新技術・電池】75% DODで2000サイクル使用できる超小型全固体電池
フランスの小型電池メーカーITEN(アイテン)は、「EdgeTech+ 2023」(2023年11月15~17日/パシフィコ横浜)に出展し、超小型(4.5×3.2×1.6mm)の全固体電池を展示した。 同製品は長寿命が特…
【提言・電池】トヨタ「全固体電池」EVが世界を席巻する理由。5年遅れの中国勢を完全に引き離しへ
トヨタ自動車は、EVに特化することなく、顧客の利便性を考慮しHV(ハイブリッド車)やFCV(燃料電池車)、水素エンジン車など幅広い自動車に「全方位」で取り組んでいる。こうした結果、現在のフルラインアップメーカーになったも…
【告知・電池】次世代電池2024
2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降、世界は電気自動車(EV)シフトと、再生可能エネルギーの導入をより一層加速させています。そうした中、約30年振りといえる蓄電池の大きな技術革新が、実用化フェーズを迎え…
【話題・電池】トヨタら、車載用電池を活用した定置用蓄電池システムの実証開始
株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、ユーラスエナジーHD)は11月1日、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)らと共同で、定置用蓄電池システムの実証実験開始を発表した。同システムには、今後発生する使用済み車載用…
【新技術・電池】旭化成、EV電池材料の加工能力2.4倍に 400億円投資
旭化成は31日、セパレーター(絶縁材)を製品に仕上げる塗工工程の能力を2.4倍に増やすと発表した。セパレーターは電気自動車(EV)向け電池の主要部材で、需要が増えている。約400億円を投じて日米韓の3工場に塗工設備を置き…