ナショナルインスツルメンツが本社を構える米国のテキサス州オースチンで毎年8月に開催する同社最大のテクニカルイベント「NIWeek」。その大きな見どころの1つが展示会だ。広大な会場にはNIの他、同社のアライアンスパートナー…
【新技術・電池】高砂熱学、40%省エネ除湿機を開発
高砂熱学工業は、従来比で約40%の省エネ化と20~30%の低価格化を実現したリチウムイオン電池工場向け除湿機「WINDS-II」を開発した。リチウムイオン電池の構成部材は湿気に極度に弱いため、低湿度室での加工が不可欠とな…
【新技術】T型フォード登場から“100年目の革命”が静かに着実に進行
2009年7月に三菱自動車が初めて量産型電気自動車(EV)「i-MiEV」を発売してから2年経った。今、この分野で2つの大きな動きが始まっている。1つは廉価版の製品化である。三菱自動車は「i-MiEV」のバッテリー容量を…
【新技術・海外】BMWとSGL、カーボンファイバー合弁工場 EV軽量化を視野
BMWグループとSGLの合弁会社SGLオートモーティブ・カーボン・ファイバーは、モーゼスレイクに超軽量の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を製造する工場を開設したと発表した。新工場の投資額は約1億ドル。BMWの電気自動…
【新技術】アウディ、EV「A2コンセプト」を公開
独アウディは9月2日(現地時間)、電気自動車(EV)のコンセプトモデル「A2コンセプト」を、第64回フランクフルトモーターショーで公開すると発表した。4座それぞれが独立する、ハッチバックスタイルのEV。パワートレーンの詳…
【新技術】宮崎大、東ソー・ファインケムが酸化亜鉛の製膜技術を開発
宮崎大学工学部の吉野賢二准教授らの研究グループと東ソー・ファインケムは共同で、酸化亜鉛(ZnO)をスピンコート法で製膜する技術を開発することに成功した。新開発の亜鉛材料を基板に垂らし、200℃以下の低温、大気圧下で熱処理…
【新技術】ダイムラーとBASF、塗る「有機太陽電池」を開発
ダイムラーと化学大手BASFは1日、車体に塗る形で備え付ける「有機太陽電池」を使った電気自動車を共同開発したと発表した。両社によると、同電池を使った自動車は世界初。13日からフランクフルトで始まるモーターショーで公開する…
【新技術・海外】アプライドマテリアルズ、高効率な太陽電池量産装置
アプライドマテリアルズは8月31日(現地時間)、新しい太陽電池製造プラットフォームを発表した。これはセル製造顧客が望んでいた斬新で効率の高い太陽電池の量産を可能とする装置。Pegasoは、スクリーン印刷による複数回のメタ…
【新技術】川重、日豪で水素供給網を構築-試験運用
川崎重工業は2015年から二酸化炭素(CO2)を排出せずに液体水素を製造、輸送、利用する仕組みの構築に乗り出す。17年にも試験運用を始める計画。豪州で未利用の低品位炭(褐炭)から水素を精製、液化して日本に輸送し、燃料電池…
【新技術】BMW i3、欧州2013年、日本導入は2014年初頭
次世代自動車に特化したBMWの新サブブランド「BMW i」の新型車『i3』について、「欧州では2013年末に市販予定で、できれば日本でも2014年の頭くらいには発売したい」と語った。すでに7月に概要が発表されているi3は…