東京スカイツリーをバックに、小型EVが走る。そのクルマの名前は、「HOKUSAI-III」。葛飾北斎の生誕地“すみだ”で、地元の中小企業有志たち“すみだ新製品開発プロジェクト実行委員会”が企画制作したEVの第三弾だ。同車…
【企業・提言】独ボッシュ、2050年には真の電動化の時代
ボッシュは6月11日、都内で報道関係者向けに年次会見を開催、同社のビジネスの状況と、同社が持つ技術について説明した。技術説明は「e-モビリティ」「ディーゼル技術動向」「事故のない運転への取り組み」「診断技術」の4つが行わ…
【提言】政治の決断が遅れるほど改革の速度は鈍る。その愚が繰り返されようとしている
日本の将来を左右するエネルギー政策論議が混迷の度を深めている。原子力発電所再稼働や2030年時点の電源構成など先が見えない状況が続く。「結論先送り」の空気が強まる中、「原子力ムラ」などの改革の骨抜きを狙う動きもうごめく。…
【提言・インフラ】EV充電方式、今こそ官民一体の世界的な仲間作りが重要
政府は今週決定した知的財産推進計画で、電気自動車(EV)の充電規格などの国際標準化を後押しする戦略を打ち出した。 日本は放送や携帯電話などの技術で先行しながら国際標準をとれず、海外で失敗した例が多い。国を挙げて標準化に取…
【提言】自動運転に関する世界標準化、早期に「日本の立ち位置」を明確化するべき
国土交通省は今年3月、一般自動車の自動運転の実用化に向けたロードマップを公開した。それによると、2012年時点で各自動車メーカーが、車の前後方向(加速と減速)、左右方向(走行レーンの維持や逸脱、危険回避)の自動化について…
【提言・企業】VW、「車両電動化の先にはスマートグリッドがあり、発電分野の課題にも対応」
『ゴルフ ブルーeモーション』を用いた国際的な体験走行ツアーイベントを、この春から西ヨーロッパ8か国および日本で開始したフォルクスワーゲン(VW)は30日、ドイツ本国より電気駆動を統括するルドルフ・クレープス氏を日本に招…
【提言】人とくるまのテクノロジー展に見た、すぐそこにあるEV革新技術
配送トラックにこそEV化の波がくればいいのに……と物流業界の取材をするたびに思っていたら、会場にナンバー付の電動トラック(のパネル!)を発見。車両を手掛けたのは東京モーターショーなどで自動車メーカーのコンセプトカーを製作…
【提言】CHAdeMOの志賀日産会長、「充電規格方式で争っているときではない」
CHAdeMO(チャデモ)協議会は22日、第2回総会を開催、志賀俊之会長(日産自動車COO)はその後の会見で、「お客様に迷惑をかけないように電気自動車の普及を図っていくことが大事で、チャデモvsコンボという形で争っている…
【提言】EV普及には、生活がどのように変わるかのメッセージが重要
EVは新しい商品なので、既存の枠組みにとらわれずに新たな試みを模索していくのが大事━━。協業の目的について、このような説明もあったが、三菱自動車の幹部によると、真の狙いは販売そのものではなく、ジャパネットの高田明社長のト…
【提言】スズキ・鈴木修会長、「電力はどうやれば足りるという指標が何にも出ない」
スズキの鈴木修会長は10日都内で開いた決算会見で、原子力発電所稼働停止に伴う夏の電力不足問題について「足らないって話ばっかりで、どうやれば足りるんだっていう指標が何にも出ないというのはどういうわけか」と疑問を呈した。鈴木…