2023年の自動車業界を占うと、一言で表現すれば「ガラパゴス化が進む1年」ということになるだろう。「2022−2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を日産自動車の軽自動車EV(電気自動車)の「サクラ」と三菱自動車の「eK…
【提言】EVは日本でも本当に普及するのか? 2023年の注目ポイント
日本の課題を挙げる前に、本当にこのまま世界中で乗用車のEVシフトが進むのか、なぜ、EVシフトが必要なのかについてのポイントを考えておきましょう。 世界中でEVシフトが急がれているのは、言うまでもなく2015年のCOP21…
【提言・未来】2023年を大予想! クルマは乗馬のような趣味になる!?
電動化と自動運転が進むと、「愛車」という概念が薄くなるかもしれない。ではそのとき、クルマという趣味はどのように姿を変えるのだろうか? 連載「クルマの最旬学」とは……。 メルセデス・ベンツの電気自動車の最上級モデル、EQS…
【提言・超小型EV】パーソナルモビリティは今後どうなるのか? 日本で超小型モボリティが普及するための課題
これまで乗用車というのは日々の買い物から週末のレジャー、そしてお盆や年末年始の帰省までをカバーするものとして捉えられてきた。そのため、どこにプライオリティを置くかで結論は変わるにせよ、ある程度はオールマイティなパッケージ…
【話題・提言】「BEV化が進むほど中国の一人勝ちになる」EVかガソリン車か、2023年に起こる不都合な大問題
世界的に自動車の急速なBEV(バッテリー電気自動車)化が進んでいる。一方で、資源高騰やエネルギー問題により、BEVの課題も見えてきた。自動車業界に詳しいマーケティング/ブランディングコンサルタントの山崎明さんは「潮目が変…
【話題・提言】新車の需要は強くても外部リスクを抱え続ける
新車生産台数が上向かない中、自動車部品会社にとって2022年は厳しい経営環境となった。脱炭素や電気自動車(EV)シフトなど新たな潮流への新規投資も迫られる中、いかに対応するか。日産自動車を主要取引先とする部品会社の協力会…
【提言・次世代モビリティ】賛否ある「電動キックボード」見習うはパリ?
かつては年に2〜3回行っていたこともあるパリを、4年ぶりに訪れた。ここまで間隔が開いたのは、言うまでもなく新型コロナウイルスの感染拡大だったが、久しぶりだったのでモビリティ分野の変わりぶりにも驚いた。 中でも目についたの…
【提言・自動運転】Apple Carはいつ登場?自動運転は可能?アップルがEVをつくる狙いを考察
アップルが公然の秘密として取り組む自動運転EV(電気自動車)の開発。「プロジェクト・タイタン」と呼ばれるこの取り組みは、野心的であるがゆえに乗り越えるべき壁が多く、実現に至るロードマップの修正を余儀なくされてきた。自動運…
【提言】「電気自動車って200年前からあるんですよ」ガソリン車のEV化事業が日本のエネルギー問題を …
新型コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻を経て、ウッドショックや半導体不足、食料やエネルギー価格の高騰など、この数年「資源」をめぐる問題が大きくクローズアップされてきたが、わが国では「レアメタル/レアアース」に関する深刻…
【話題・提言】「脱炭素化」は欧米の政治ゲーム? SXの誤解と本質
本連載のタイトル「モビリティX」とは、「100年に一度」といわれる大変革期にある自動車産業の未来を占う最新キーワードである。 2016年ごろから、「CASE(コネクテッド:Connected、自動化:Autonomous…