【話題・超小型EV】トヨタにはできない車をつくる 改造EVで見る夢

3月3日、北海道南部の乙部町。白地にグリーンの鮮やかな小型車が、雪の残る海沿いの道を快走していた。トヨタ自動車の子会社の1人乗り超小型電気自動車(EV)を、北海道の中小企業8社が寒冷地仕様に改造した「NEICLE(ネイクル)-OKAMOCHI(オカモチ)」。ネイクルは「North Electrical Vehicle」の略称だ。コロナ禍で普及したフードデリバリーなどへの参入を目指し、高齢者宅への弁当配達の試験走行だった。最高速度は時速50キロほどで、1回充電すると40~50キロ走れる。「オカモチ」の名の通り、車体後部には料理の配達バッグなどを取り付ける部材が付いている。2020年11月に札幌市であった「ビジネスEXPO」に出展後、実用を想定した試走は初めてだ。

トヨタにはできない車をつくる 改造EVで見る夢(朝日新聞デジタル)

 

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