【新技術・自動運転】ソニー、車載LiDARに向け積層型直接Time of Flight方式測距センサー

ソニーは2月18日、業界初のSPAD(Single Photon Avalanche Diode)画素を用いた車載LiDAR(ライダー)向け積層型直接Time of Flight(dToF)方式の測距センサーを開発したと発表した。2月13日から開催されているISSCC(国際固体素子回路会議)で発表した。SPADとは入射した1つの光子(フォトン)から、雪崩のように電子を増幅させる「アバランシェ増倍」を利用する画素構造で、弱い光でも検出することができるとしている。このSPAD画素を対象物までの距離を測定するdToF方式の受光素子として用いることで、長距離かつ高精度な距離測定が可能となった。

ソニー、車載LiDARに向け積層型直接Time of Flight方式測距センサー より安全な自動運転に貢献(Car Watch)

 

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