【話題・自動運転】東急が挑む“鉄道品質”の自動運転 遠隔監視・操縦をテスト

自動運転時代に向けて必要な技術の1つが、遠隔監視や遠隔操縦だ。道路上で起こるあらゆる事態に対応可能な完全自動運転が実現するのはまだ先の話。それまでは車両を人間が監視し、万が一のときには介入できるシステムが必要になる。伊豆エリアでMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)や自動運転などの取り組みを積極的に進める東急が実施した今回の実証実験は、そんな将来を見据えたものだ。この実験では伊豆高原駅に設置したコントロールセンターから、伊豆高原駅周辺および30キロメートル離れた下田市で運行する自動運転車両を監視する。東急によると1カ所のコントロールセンターから複数都市の車両を同時に監視するのは日本で初めてだという。このうち伊豆高原駅を走行する自動運転モビリティに関しては、コントロールセンターからの遠隔操縦も可能。将来の無人自動運転に向け、技術課題や安全性を検証することを目的としている。

東急が挑む“鉄道品質”の自動運転 遠隔監視・操縦をテスト(日経クロストレンド)

 

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