【新技術・自動運転】5GとセルラーV2Xで自動運転車の合流を支援、実地検証に成功 ソフトバンクとスバル

ソフトバンクとSUBARU(スバル)は11月24日、5GおよびセルラーV2Xを活用した、合流時車両支援の実地検証に世界で初めて成功したと発表した。両社は自動運転社会の実現に向けて、5GおよびセルラーV2X通信システムを活用した、安全運転支援や自動運転制御に関わるユースケースの共同研究を、2019年から進めている。今回の実証実験では、スバル研究実験センター美深試験場(北海道中川郡美深町)のテストコースに設置した、ソフトバンクの可搬型5G設備「おでかけ5G」と、ノンスタンドアローン標準仕様の5Gネットワーク環境およびC-V2Xの通信環境を活用して、合流時車両支援の2つのユースケースにおける技術検証を行った。1つ目のユースケースでは、高速道路などで自動運転車が合流路から本線車道へスムーズに合流することを目指して、検証を行った。この検証では、車両の各種情報を5Gネットワーク経由で基地局近くにあるMECサーバーに伝送。その車両情報を用いて、合流路を走行する自動運転車が本線車道を走行している車両に衝突する可能性の予測計算を実施した。

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