【インプレ・自動運転】自動運転一人乗りロボ「ラクロ」に乗ってみた

歩行が困難な人が使う車椅子は、腕の力で進むため、上り坂を進むのはかなり大変である。そうした場合、電動車椅子やシニアカーがあるのだが、実は結構、操作ミスによる事故が多い。自動車は自動運転技術でハンドルやブレーキ操作をアシストして安全性が向上しているのに、電動車椅子系は完全にドライバーの運転技術にゆだねられているのが現状なのだ。そんなことを思いつつ、2020年10月1日から東京中央区にある佃・月島エリアでシェアリングサービスを開始した、自動運転一人乗りロボ、ラクロ(RakuRo)に試乗してみた。ラクロはZMPが開発した自動運転ロボである。無人宅配ロボ デリロ(DeliRo)、無人警備・消毒ロボ パトロ(PatoRo)の三兄弟のひとつで、3Dライダー、カメラによる周囲監視、レザーセンサーによる足元監視に加えてバンパーセンサーが搭載されている。

自動運転一人乗りロボ「ラクロ」に乗ってみた【岩貞るみこの人道車医】(レスポンス)