【話題・企業】日本電産が欧州にEVモーター工場をつくる理由は?

欧州は日本に先駆けて環境規制に取り組んでいます。欧州連合(EU)では乗用車の新車が排出するCO2の量を規制しています。走行1キロメートルあたりのCO2を平均95グラム以下に抑えることを義務付けており、2021年からメーカーは排出基準を守らなければ罰金を科されます。そのため欧州はEVやプラグインハイブリッド車(PHV)の導入が進み、新車販売では中国と並ぶ巨大市場となっています。20年1~6月の販売台数(PHV含む)は前年同期比62%増の39万9000台でした。25年、30年にはさらに規制が厳しくなるため、自動車各社は電動車比率の引き上げを急いでいます。日本電産はさらにEV需要が高まるとみて、約2000億円を投じて新工場をつくります。23年をメドに年20~30万台を生産できるよう調整しているといいます。

日本電産が欧州にEVモーター工場をつくる理由は?( 日本経済新聞)

 

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