【新技術・電池】アンディ・パーマーも参画する、世界初のAI搭載EV用インテリジェント・バッテリー登場

スロバキアのバッテリーメーカー「イノバット・オート(InoBat Auto)」は、世界初となるインテリジェントな電気自動車用バッテリーを公開した。同社のマリアン・ボチェクCEOは、この新型バッテリーを、2021年から世界の自動車メーカーに向けて供給すると明かしている。スロバキアのブラチスラバで行われた「グロブスク・タトラ・サミット2020(GLOBSEC Tatra Summit 2020)」において、イノバットはわずか1年の研究開発期間を経て、人工知能(AI)とハイスループット(高速化合物評価)テクノロジーを組み合わせて開発された、世界初のインテリジェント・バッテリーを発表した。イノバットは先進的なバッテリーの開発行程を採り入れたことで、より性能の高いバッテリーをより迅速かつ効率的に製造することが可能になった。今回発表されたインテリジェント・バッテリーにより、現在クラス最高レベルを持つEVの航続距離を約20%も向上させることができるという。 このテクノロジーの採用によって、イノバットはコバルトへの依存度を下げることが可能だという。また、2023年末までに330Wh/kg、1000Wh/Iのキャパシティを持つバッテリーの開発を目標に掲げている。

アンディ・パーマーも参画する、世界初のAI搭載EV用インテリジェント・バッテリー登場(GENROQ Web)

 

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