米アルファベット子会社の米ウェイモは8日、自動運転車を使った無人の配車サービスを米アリゾナ州フェニックス市で一般の利用者向けに始めたと発表した。従来は補助ドライバーが同乗していた。同市では2017年から公道走行試験やサービスの限定的な提供を進めており、成果を踏まえて本格的な提供に移行する。まず同市での走行試験などに活用してきた欧米自動車大手、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のミニバン300~400台の一部を使い、18年に始めた有償サービス「ウェイモ・ワン」の登録利用者向けに提供する。数週間以内に新たな利用者へのアプリ提供や配車を始める。
米ウェイモ、自動運転車利用の無人サービスを一般提供(日本経済新聞)