【新技術・インフラ】「走行中の電気自動車をワイヤレス充電する技術」がスタンフォード大学で開発中

「走行中の電気自動車をワイヤレス充電する技術」を実現するために、スタンフォード大学では磁気を用いたワイヤレス電力伝送技術の研究が進められています。このワイヤレス電力伝送技術は、電気自動車だけでなくロボットやドローンなど、さまざまな電子機器の充電問題を解決するカギとなる可能性があります。スマートフォン用のワイヤレス充電パッドは既に社会にある程度浸透しており、充電のためにスマートフォンを1~2時間ほど特定の位置に置いたままにすることは珍しくありません。加えて、スマートフォンの場合、特定の位置に固定したままでもウェブブラウザを開いたりメールをチェックしたり動画を再生したりすることが可能です。しかし、電気自動車の場合、走行用の燃料を補給するために充電スタンドに1~2時間車両を置いたままにすると、その間は一切走行することができないため非常に不便です。そこで、スタンフォード大学では、「電気自動車にワイヤレスで電力を伝送することで、いつでもどこでもバッテリーを充電することができる高速道路」を構想し、その実現のための技術開発を行っています。

「走行中の電気自動車をワイヤレス充電する技術」がスタンフォード大学で開発中(GIGAZINE)

 

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