【話題・電池】日産が「全樹脂電池」で技術供与、ベンチャーが定置用蓄電池向けに量産へ

日産自動車は2020年4月16日、次世代リチウムイオン電池の1つである「全樹脂電池」を開発するAPBと、バイポーラ電極構造の全樹脂電池の要素技術に関する特許やノウハウの実施許諾契約を締結したと発表した。APBは、日産自動車と全樹脂電池を共同開発してきた三洋化成工業とも同様の契約を結んだ。日産自動車ではライセンス供与に当たって通常は5〜10年単位で契約を結び、必要に応じて更新できるようにしている。ライセンス供与では、特許やノウハウ、論文などで公開していない情報、製造方法など知見を細かく提供する。これにより、APBは非自動車用途における全樹脂電池の開発と製造、販売を行えるようになる。

日産が「全樹脂電池」で技術供与、ベンチャーが定置用蓄電池向けに量産へ(@IT MONOist)

 

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