【提言・自動運転】これでいいのか、日本の自動運転とスマートシティーー都市戦略なきハイテク信仰は危険

連載2回目は「自動運転とスマートシティ」を題材に、それを戦略的に深く、深く洞察すると何が見えるか考察したい(以下の内容は関係当事者にとっては辛らつ過ぎるかもしれない。だがマスコミ論調に惑わされず、物事の本質を深く洞察してみるという本連載の趣旨に照らしお許しいただきたい)。筆者はこの1年、大阪府市の特別顧問として全国と世界のスマートシティ戦略を調査し、評価してきた。大阪の現地の現実にとって真に意義あるスマートシティ戦略を描く目的である。調査を経て痛感したのが、先端技術の先進性だけで将来像を描く日本のスマートシティブームの内容の危うさ(失礼)、そしてそれとは対照的な欧州都市のしたたか、かつ堅実な戦略性である(ちなみに技術開発で先行する米国や中国も社会、経済、人間に対する洞察が浅く、範とすべきか疑問である)。

これでいいのか、日本の自動運転とスマートシティーー都市戦略なきハイテク信仰は危険(Yahoo!ニュース)

 

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