【自動運転・未来】未来の車社会

小型農園といっても自宅の庭や借りた畑ではない。車の中に土を敷いて野菜を育てるのだ。日当たりのいい道路を自動で走らせ、燃料電池で発生する水を使うので水やりの必要がない。手軽さがうけて都会で大人気に―▲「カーファーム」は松山市出身のショートショート作家、田丸雅智さんが描くSFの世界。日産自動車が販売中の電子書籍(全19話)に登場する。書籍は自動運転社会の未来をテーマに日産と7人の作家で作った。人工知能(AI)が話し相手となり、いざというとき病院まで自走してくれる介護車も出てくる▲そんな未来も夢物語ではないのかもしれない。トヨタ自動車は自動運転技術やAIを暮らしに役立てるために、実証都市をつくると打ち出した。富士山のふもとで来年にも着工し、整備が進めば従業員ら2千人ほどが生活するという▲

未来の車社会(愛媛新聞)

 

Tagged on: ,