【新技術・自動運転】自動運転時に人とクルマで運転権限を共存、ジェイテクトがEPS制御で実現目指す

ジェイテクトは、自動運転中に人とクルマで運転権限を共存させる技術開発を進めている。電動パワーステアリング(EPS)の制御を変えることで、運転者がステアリングホイールに強い力を加えなくても操舵に介入できるようにする。運転権限を明確に切り替えるのではなく、人とクルマが互いに権限を持つような仕組みを作る。スイッチによる権限の切り替えでは、切り替え時の誤操作や、切り替え後に感じる操作性の違和感などが危険につながる可能性がある。さらに、運転者が強引に操舵に介入しようとすると、EPSの負荷変動が大きくなり、駆動システムに乱れを引き起こす。緊急時などに円滑に介入し、安全性を高めるのが狙いだ。

自動運転時に人とクルマで運転権限を共存、ジェイテクトがEPS制御で実現目指す(日経XTECH)

 

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