【話題・超小型EV】事故被害を減らす柔らかボディの幻の車、「rimOnO」を実際に触ってみた!

近ごろ、交通事故に関する報道がにわかに増えたと思えるが、事故の被害を減らすにはどうしたらいいのか。その一つの答えとして、2016年頃に注目を集めていたのが、当時開発中だった発泡ウレタンでできた柔らかボディの電気自動車「rimOnO」だ。現在は開発を休止しているが、試作機「PROTOTYPE-01」に出会う機会があったので、実際に触ってみた。rimOnOとは、先述のとおり、柔らかいボディの電動自動車。サイズは全長2.2m、全幅1.0m、全高1.3mと小ぶりで、車両重量は320kgと車にしては超軽量。最高時速は45km、走行距離は50kmが目標だ。乗車定員は大人二人、または大人一人と子ども二人。電動アシスト自転車のような交換式バッテリーを動力源にしている。発案したリモノの伊藤慎介代表取締役社長CEOは、「高齢になっても要介護者の送迎や生活環境など、さまざまな事情で運転免許を手放せない人は少なくない。そうした人でも安心して乗ることができる車として開発した。また、ちょっとした運転ミスで車に小さな傷をつけてしまう場合は多い。そのような、小さい事故に遭遇しても、布製のボディなら被害を和らげることができる」と開発コンセプトについて話す。

事故被害を減らす柔らかボディの幻の車、「rimOnO」を実際に触ってみた!(BCN+R)

 

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