【施策・提言・自動運転】自動運転に対する日本政府の取り組みはどうなっているのか?

自動運転システムの実現は、ユーザーの利便性に留まらず、それを実現したメーカーや利用する地域の大きな経済的メリットにもなる。そのため、日本では成長戦略の重要分野として注目され、2014年ごろからさまざまな取り組みがスタートしている。その最たるものが、内閣府が2014年に策定した「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」だ。これは産官学の連携で進める5ヵ年計画の研究開発プログラムで、2014年~2018年に第1期が実施され、第2期(2018年~2022年)も1年前倒しでスタートしている。第2期の予算は325億円。掛け声だけではなく、実行力の伴ったプログラムである。第2期を迎えたSIPは、自動運転システムの技術開発だけではなく、社会に受け入れてもらうための施策や国際連携の強化などもプログラムに登場。リアルなビジネスとしての自動運転の実用化が視野に入ってきた。

自動運転に対する日本政府の取り組みはどうなっているのか?(週刊アスキー)

 

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