【地方自治・自動運転】仙台でEVバス自動運行に向けた実証スタート

東北の産学官で構成する団体「東北次世代移動体システム技術実証コンソーシアム」は29日、仙台市の泉パークタウンで小型の電気自動車(EV)バスの自動運行に向けた実証実験を始めた。運転手不足や人口減少を受けて地域交通の維持が課題となる中、新しい移動サービスの導入に向けて課題を整理する。実証実験のEVバスは自動では走らず、ドライバーが運転する。最適なルートの設定や道路網の把握など、将来の自動運行の実現に向けた課題を洗い出す。実証期間は約2週間で、住民も乗ることができる。泉パークタウン寺岡地区の公道約2キロメートルを平日限定で一日5便、約12分かけて走る。

仙台でEVバス自動運行に向けた実証スタート(日本経済新聞)