【話題・海外】スタートアップによるロシア初の電気乗用車、商業生産へ

ロシアで初めて電気自動車(EV)の乗用車の商業生産が開始される見込みだ。サマラ州トリヤッチ市に立地するロシアの技術系スタートアップ企業のゼッタは12月に商業生産を開始すると発表したと、国営通信社「ノーボスチ通信」や「ロシア新聞」など主要メディアが5月22日に報じた。ゼッタが開発したEV「エル・パンダ」の概要は同社ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに掲載されている。都市内移動を用途とする3ドア4輪タイプのハッチバック型乗用車。全長2,995ミリ、全幅1,480ミリ、全高1,725ミリ、ホイールベース1,890ミリ。駆動はホイール内にモーターを搭載する「インホイールモーター」式で、アンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止装置(ESP)も装備する。最高速度は時速120キロで、バッテリーの容量に応じ、充電1回で200~560キロの走行が可能。ユニバーサルデザインにも配慮しており、車椅子での乗降に配慮した車体設計となっている。

スタートアップによるロシア初の電気乗用車、商業生産へ(JETRO)

 

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