【話題】次世代車、産官学連携を 浜松でフォーラム、世界市場対応策探る

世界的な電気自動車(EV)シフトに備えた勉強会「次世代自動車フォーラム」(浜松地域イノベーション推進機構主催)が18日、浜松市中区で開かれた。県西部の輸送機器関連企業や行政、経済団体などの約450人が聴講し、電動化や情報通信技術との連動など激変する世界市場への対応策を探った。講演した経済産業省の河野太志自動車課長はCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)と呼ばれる技術革新の世界各国の進展状況を解説した。「今後は交通体系を含めた社会システムを作れた国が電動化大国になる。国際競争に向け、国内企業は競争だけでなく、協調できる領域を作って」と求めた。「EVの本格普及時期は2030年代」との見方を示し、「普及には電池を製造するための多額の工場投資が必要。電池の価格と性能が鍵になる」と指摘した。

次世代車、産官学連携を 浜松でフォーラム、世界市場対応策探る(静岡新聞)

 

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