【市場・話題】92%が「電気自動車の購入を検討したことない」 東京都のアンケート調査

東京都は3月27日、電気自動車(EV)などZEV(ゼロエミッションビークル)に対する都民の意識把握と、普及促進の施策構築のために実施した調査の結果を公表した。この「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査」は、自動車利用と、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などのZEVに関する都民の意識を調査し、ゼロエミッション東京(CO2を排出しない環境先進都市)の実現に向けた施策構築の参考とするものだ。同調査によると、EV等(ZEV)の購入については、「検討したことがある」人は7%、「検討したことはない」人が92%で9割以上を占めた。また、ZEVの購入を検討したことがあると答えた人(137人)に、検討の結果購入したかどうかを聞いたところ、「購入した」が7%、「購入しなかった」が90%となった。ZEVの購入を「検討したことはない」人と、検討の結果、「購入しなかった」人(計1,858人)に、ZEVを購入または検討したいと思う条件を聞いたところ、最も多かったのは「購入価格が安くなる」(44%)だった。そのうち、41%が「ガソリン車と同額または安くなるまで購入しない」と回答した。

92%が「電気自動車の購入を検討したことない」 東京都のアンケート調査(環境ビジネス)

 

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