【カルチャー】感電など二次災害防げ 横須賀市消防局、電気自動車の事故対応学ぶ

普及が進む電気自動車(EV)などが事故を起こした際の対応を学ぶ研修会が三十日、横須賀市の消防総合訓練センターであった。EVを追浜工場(同市)で生産する日産自動車の舘野正実さん(59)らを講師に招き、市消防局の救急隊員ら約五十人が参加した。EVやハイブリッド車は高電圧のバッテリーを積んでおり、救助時の作業で対応を誤ると、感電などの二次災害につながる恐れがある。研修では、引き抜くと電圧が遮断されるヒューズとプラグの位置を舘野さんが説明。参加者はエンジンルームをのぞき込んだり、写真を撮ったりしながら熱心に聞き入っていた。研修会は二十九~三十一日、同市と鎌倉市、逗子市、葉山町の各消防本部の計約百五十人を対象に実施する。舘野さんは「万が一の事態を防ぐため、ここで学んだことを生かしてもらえれば」と話した。

感電など二次災害防げ 横須賀市消防局、電気自動車の事故対応学ぶ(東京新聞)

 

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