【自動運転・地方自治】自動運転の環境整備へ 静岡県、3次元データ収集本格化

静岡県は将来の全県的な自動運転の環境整備などを見据え、2019年度に道路や地形、河川、沿道施設などの3次元データの集積、共有を本格化する方針を固めた。まずは県東部・伊豆地域をモデルエリアに3次元データの取得を進めるため、19年度当初予算案に関連事業費を計上する方向で調整している。県は東京五輪・パラリンピック自転車競技開催に向けて17年度から、伊豆半島で違反広告物の是正指導を強化する中で、3次元データの集積を進めている。これまでに集積されたデータは既にオープンデータとしてインターネットで公開し、インフラ施設の維持管理や、災害時の速やかな被害情報の把握に役立てている。

自動運転の環境整備へ 静岡県、3次元データ収集本格化(静岡新聞)