【市場・企業・自動運転】早くも自動運転商戦に備え、トヨタ挽回のカギは「商用車+α」

稼働率を上げられるのであれば、自動運転車のメーカーは問わない――。MaaSオペレーター(運営者)を目指すIT系新興企業幹部はきっぱりと言う。MaaS運営者から見ると、トヨタ自動車が開発する自動運転車は数ある選択肢の一つに過ぎない(図1)。厳しい現実が待ち受ける中、トヨタは2020年頃から本格化すると見据える“自動運転商戦”に対する備えを急いで進めている。 MaaS運営者が自動運転の“商用車”に期待することは、安全に目的地まで走れるのを前提にすれば、故障しにくく維持管理費が低いことである。故障したり維持管理に時間がかかったりすると、車両の稼働率が下がる。その分、MaaS運営者の利益が吹き飛ぶ。

早くも自動運転商戦に備え、トヨタ挽回のカギは「商用車+α」(日経XTECH)

 

Tagged on: , ,