【市場】エコカー、EVが先行 インフラも燃料電池車が出遅れ

燃料電池車に先行して普及する電気自動車(EV)は、2016年度末時点で普及台数が10万台前後に達したもよう。同じ電気で動くプラグインハイブリッド車を含めると累計で20万台近くが販売された。車に電気をためる急速充電器の整備も進み、普及団体によると今年2月時点で約7100基が稼働中だ。充電時間を従来の3分の1に短縮できるタイプの設置も年内に始まる見通しで、普及がさらに加速する公算が大きい。一方、燃料電池車の普及台数は1700台程度。トヨタ自動車とホンダがそれぞれ1車種販売しているだけで価格もEVより高い。燃料の充てん時間が3分程度と短く、航続距離も700~800キロメートルとEVに比べて長いのが利点だが、市場での認知度は高まっていない。

エコカー、EVが先行 インフラも燃料電池車が出遅れ(日本経済新聞)

 

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