【市場】アジアのガソリン需要、電気自動車の普及で早期頭打ちも

アジアのガソリン需要は想定よりも早く頭打ちになるかもしれない──。中国やインドが電気自動車へと軸足を移そうとする中、石油会社や自動車会社の幹部は今後、事業環境の大きな変化への対応を迫られる可能性があるとの見方を示している。両業界の幹部は、精製会社は最大の収益源であるガソリンで稼げなくなる将来に備える必要があると指摘。背景には中国やインドでの大きな政策転換がある。両国では大気汚染を防ぎ、石油輸入を抑制するとともに、成長分野であるグリーンカー市場の一角に食い込むことを目指している。中国が4月に公表したロードマップでは、2025年時点の自動車販売台数を年間3500万台とし、このうち少なくとも5分の1を代替燃料車が占めるようにする目標を打ち出した。

焦点:アジアのガソリン需要、電気自動車の普及で早期頭打ちも(ロイター)

 

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