【新技術・未来】ブロックチェーンが変える電気自動車の未来

ドイツのブロックチェーン・スタートアップSlock.it(スロックイット)が、「デジタルウォレットを利用したスマート決済」や「補充量ベースの料金請求」「信号待ちの間に利用可能な充電ポイント」など、電気自動車の未来を変える革命的サービスを大手エネルギー会社RWEと共同開発中だ。従来の電気自動車は自宅か充電スタンドを通して燃料を補充する必要があり、「充電中は車を使用できない」という点を電気自動車の最大の難点として挙げる消費者は多い。また充電スタンドでは30分や1時間など時間単位で料金が請求されるため、補充時間の下限が設定されているといった不便さも目立つ。こうした消費者の不満を解消する手段として開発中の「スマート・コントタクト」と呼ばれるシステムでは、ブロックチェーン・テクノロジーを用いてあらかじめ電気自動車にデジタル・ウォレットをリンクさせておくことにより、充電スタンドでは時間単位ではなく補給量単位で支払うことができるようになるほか、信号が青に変わるまでのわずか数分間に、道路に設置された充電ポイントからコマメに電力を補給可能になる。

クルマがデジタルウォレットに? ブロックチェーンが変える電気自動車の未来(Zuu online)

 

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